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弊社代表がトレーディングカードの偽造品について、特許庁 海外展開支援室長と意見交換しました

2024年2月14日

・意見交換したテーマ


今回、弊社代表取締役の岩田よりトレーディングカード(以下、トレカ)の市場の状況など、特許庁 総務部 国際協力課 海外展開支援室長の原室長と意見交換をいたしました。意見交換した内容は以下の三点となります。


①    トレカの現状

②    トレカの偽造品による被害

③    AIなど先端技術を活用した取り組み


・①トレカの現状


トレカはポケモンカードゲーム、遊戯王カードゲームなど、日本発のコンテンツが多く、世界的にも注目されている市場です。2020年に1,225億円だった1次流通市場は、2022年には2,349億円(※2)と2年間で2倍近い成長を遂げており、2023年も新しいゲームタイトルも多く参入するなど継続的に成長しています。


(※2) 日本玩具協会の調査

昨今のトレカは、コレクションや投機目的での購入も増加。人気が高いものになると、1枚あたり数十万円〜数千万円ほどの市場価格となるトレカも存在します。


・②トレカの偽造品による被害


トレカ市場の価格高騰により、トレカの精巧な偽造品も多く出現。C to Cマーケットにおいて、偽造品が多く出回るようになってきています。

実際、当社にも偽造品にまつわる被害に遭われた方から、鑑定のご依頼等を多くお問い合わせをいただいています。


・③AIなど先端技術を活用した取り組み


次に、偽物のトレカをご紹介。本物との見分け方について、事例を交えて解説いたしました。


また、弊社が特許取得(※3)しているAIによる真贋鑑定の学習についてもご紹介。真贋の判断のみならず、AIをはじめとしたクノロジーの活用のポイントや、AI学習データの重要性についても、原室長と意見を交わしました。


(※3特許登録:特許第7251712号 インターネット上の取引価格の解析による価格の可視化と、トレカのAIでの真贋判定)


・今後に向けて


偽造品は、高級腕時計やブランドバッグなどが中心でしたが、トレカも多くの偽造品が出回っています。原室長からも国内外での偽造品に対する取り締まりや、啓蒙などの必要性、本物を検査できる仕組みを整えることの大切についてお話いただきました。


弊社では今後、AIなどの先進技術を用い、高い精度での真贋鑑定サービスを提供することで、偽物によるブランド毀損や、目指して参ります。


※特許庁 総務部 国際協力課 海外展開支援室長 原 真一郎様からも今後に向けてご意見を頂戴しました。




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